- ツアーではなく個人で観光したい
- なるべく費用を抑えて観光したい
- 行き当たりばったりの旅に憧れる
上記のように「海外でツアーを使わずに、スクーターや車をレンタルして自由に観光する」こんな旅に憧れる人も多いでしょう。
さまざまなブログを読んでいると「スクーターをレンタルして自由に旅してきました」という内容で、とても楽しそうですよね。
僕自身、11月にフィリピンへ一人旅に行きましたが、ボホール島ではツアーを使わずに、スクーターをレンタルして個人で観光をしてきました。
そこで本記事では、ボホール島でのスクーター観光について、良かった点と悪かった点を書いていきます。
ボホール島をスクーターで観光したいと考えている人は、ぜひ本記事を参考にしていただければ幸いです。
Contents
ボホール島でのスクーターレンタルはおすすめですが…
結論から言うと「ボホール島でのスクーターレンタルはおすすめですが…無理にスクーターをレンタルする必要はない」と思います。
なぜなら、ボホール島の各観光名所は意外と時間がかかるからです。
「ボホール島のどこを観光するか」と「滞在日数」でスクーターをレンタルして観光するか決めるべきでしょう。
個人的には、日帰りでのボホール島観光であれば、スクーターをレンタルするよりもツアーを組んだほうがいいと思います。
逆に2泊、3泊やそれ以上の滞在をするならば、スクーターをレンタルして、ゆったりと観光してもいいでしょう。
実際に僕もスクーターを1日レンタルしてボホール島を観光しましたが、意外と時間がかかり、時間が足りず全然行きたい場所に行けませんでした。
結論、日帰りならスクーターでの観光は正直おすすめできませんが、数日間の滞在ならスクーター観光もおすすめです!
上記を踏まえたうえで、以下よりボホール島でのスクーターレンタルについて書いていきます。
ボホール島のスクーターは「宿泊先」でレンタルがおすすめ
ボホール島では「レンタルバイク屋」か「ホテル」でスクーターがレンタルできます。
個人的には、ホテルなど宿泊先でレンタルできるなら、そのほうがいいかなと思います。
理由としては、レンタルバイク屋だと基本的に営業時間があるので、時間に縛られる可能性があるからです。
これでは自由気ままどころか、時間に追われてゆっくり観光もできないでしょう。
また、スクーターをレンタルしたバイク屋に返却したあと「そこから宿泊先など次の場所に行く移動手段」も考える必要もありますね。
こんな感じで、レンタルバイク屋でのレンタルは考えることが多いなと感じました。
なので、僕はスクーターがレンタルできる宿泊先を探して、そこでレンタルをしました。
宿泊先はテレビCMでもおなじみの【agoda】で検索をして予約。
パングラオ島の「Bohol Coco Farm Hostel(ボホール ココ ファーム ホステル)」
に宿泊してスクーターをレンタルしました。
宿泊先でスクーターをレンタルすれば、最終的には宿泊先に帰るわけですから、返却後のことを考える必要がありません。
例えば、スクーターで観光地を巡って夜はショッピングモールやスーパーで買い物をして、そのまま宿泊先に帰ることができます。
夜遅くなろうが関係ありません。
宿泊先から出かけて、宿泊先に帰るだけなのでとても楽です!
なので結論として、ボホール島でのスクーターレンタルは宿泊先でレンタルするのがおすすめです!
ボホール島でスクーターをレンタルする理想と現実
ボホール島のスクーターについて調べていると「スクーターをレンタルして自由に旅してきました」というブログが多いです。
なんだか読んでいると「いいなぁ、自分もこんな風に自由気ままに観光したいな」と感じて憧れることありますよね。
そこで実際に僕がボホール島で、スクーターをレンタルして観光したなかで、良かった点と悪い点を書いていきます。
僕は日本でも普段からバイクを乗っています。
「バイクの運転にとても慣れている僕の感覚」で書くのでそこはご注意ください。
スクーターをレンタルして良かったこと
まずは、ボホール島でスクーターをレンタルして良かったことです。
良かった点1.やっぱりスクーターは自由
スクーターをレンタルしての観光はとにかく自由です!
- おいしそうなカフェやレストラン
- キレイな海やのどかな景色
- めずらしい建物
などスクーターで走っていて、途中で気になるものを見つけたら簡単に立ち寄れます。
そこで写真や動画を撮ったり、食べたり飲んだりと自由です。
観光ツアーに参加するのも楽しいと思いますが、ツアーでは味わえない「行き当たりばったりの旅」も最高に楽しいですよ!
良かった点2.スクーターレンタルは観光ツアーよりもかなり安い
ボホール島の定番観光スポットである
- チョコレートヒルズ
- ターシャ
- ロボック川をクルージング
などを巡る観光ツアーがボホール島にはたくさんあります。
僕はツアーを使っていませんが、ネットで調べるとだいたい1人3000ペソ(約7,500円)くらいかかりそうです。(ボホール島、タグビララン港から車を1日チャーターした場合)
ツアーにもさまざまなタイプがあるので一概には言えません。セブ島からのツアーだともっと高いと思います。
しかしスクーターのレンタルであれば、だいたい1人500ペソ(約1,300円)くらいからレンタルできます。
僕が宿泊したパングラオ島の「Bohol Coco Farm Hostel(ボホール ココ ファーム ホステル)」でレンタルしたスクーターは24時間で400ペソ(約1,000円)でした。(2023,11月時点)
街のレンタルバイク屋と違って、値段交渉の必要もないでのレンタルするハードルも低くておすすめですね!
良かった点3.スクーターの運転はとても気持ちいい!
スクーターでの観光は、とにかく風が気持ちいいです!
また、運転には慣れているので、運転に集中しつつも適度に景色を見て楽しみながら観光ができました。
風や自然を感じながら、旅ができるのはスクーターならではの醍醐味でしょう!
そこにプラスで「海外での運転」が加わり、知らない街、知らない場所を運転するワクワク感も最高です!
良かった点4.道が単純でわかりやすい
ボホール島の観光名所は、道がわかりやすいので比較的安心して運転できると思います。
以下、ボホール島の主要な観光名所をいくつか線で結んでみました。
タグビラランの街を起点としても、観光名所のほとんどが道なりです。
一回通れば覚えられるくらい簡単なので、迷うこともないでしょう。
また交通量も多くないので走りやすいですよ!
スクーターをレンタルして悪かったこと
スクーターのレンタルも良い点があれば、当然悪い点もあります。
悪い点を以下であげていきます。
悪かった点1. 自由すぎて時間がなくなる
自由に関しては良い点でもあり悪い点でもあります。たしかにスクーターでの観光はめっちゃ自由です。
しかし自由すぎるがゆえにあまりにも計画性がないと、なにもできないで終わる可能性があります。
自分は自由でも当然、観光名所には営業時間がありますよね。
日帰りなら帰りのフェリーの時間もあるし、バイクの返却時間も考える必要があります。
自由のなかにも計画性は大事です!
悪かった点2. 慣れていないと疲れるかも
バイクの運転に慣れていればいいですが、慣れていないと結構疲れるかもしれません。
ただでさえ海外での運転なので、集中して神経を使うでしょうしそこに暑さも加わります。
あとは意外とチョコレートヒルズが遠くて時間がかかります。ゆっくり運転していると、なかなか着きません。
適度に休憩しないとお尻も痛くなります。
休憩も取りつつ観光もするので時間の調整や、場合によっては予定変更など必要ですから慣れていないと、精神的にも肉体的にも疲れるでしょう。
悪かった点3. スコールが降る
ボホール島でも時期によりますが、スコールがしょっちゅう発生します。
僕もチョコレートヒルズから帰るときに、スコールが降りました。
スコール対策で、レインコートを持っていたので着替えて運転しましたが、レインコートが役に立たないほど雨が強烈で、全身びしょ濡れになりました。
たまたまガソリンスタンドがあったので10分ほど雨宿り。
雨宿りできる建物が近くにあればいいですが、なければ全身びしょ濡れです。
また、スコールが降るとすぐに排水処理が追いつかなくなり、道が川のようになるので運転にも注意が必要です。
ツアーであればスコールが降っても車なので大丈夫ですが、スクーターの場合はスコールが降ることを頭に入れて観光しないといけません。
フィリピンの気候に関してはPAGASA(フィリピンの気象庁)を定期的にチェックしておくといいでしょう。
悪かった点4. ガソリンのことを考える
悪い点とまではいかないですが、ガソリンの調整を考えるのがすこし面倒でした。
日本のレンタカーのようにフィリピンは「ガソリン満タン返し」という概念がないようです。
スクーターを借りる場所にもよるかもしれませんが、僕の場合は「レンタル開始時のメーターの位置までガソリンを入れて返却してね」というパターンでした。
レンタルするときに、ガソリンのメーターをチェックされているので、返却時に足りないと追加料金が発生する仕組みです。
レンタル時にガソリンが入っていなければ、まずガソリンスタンドを探すところから始めないといけません。
レンタル時のメーターがすくないのに、満タンで返却すると損だし、ガソリンスタンドが近くにあるか、また営業時間も考えるなどすこし面倒でしたね。
僕は2回ガソリンを入れました。1回目は満タンにして120ペソ(約300円)で2回目は調整のため50ペソ(約130円)だけ入れました。
フィリピンの交通事情
最後にボホール島の交通事情についても書きます。
- フィリピンは日本と違って右側通行
- 信号はほとんどない
- ヘルメットは着用必須
- 交通量は少なめ
- 排気量の制限がない
上記が主なポイントです。
日本と違い右側通行ですが、すこし乗っていれば慣れます。
そしてボホール島は交通量もそれほど多くなく、信号もほとんどないので走りやすいです。
現地ではノーヘルで運転している人もいますがヘルメットは着用必須!
また「日本の運転免許証でもレンタルできた」というブログもたくさんあります。
僕は国際運転免許証を持っていったのと、街のレンタルバイク屋でレンタルしていないので、そこは正直わかりません。
あとスクーターの排気量ですがスクーターとして一括りなので、日本のように「原付は30km制限」とかそういうのはありません。
日本では50ccや150ccなど排気量によって区分がいくつかありますが、フィリピンには排気量による区分はないとのこと。
まとめ:ボホール島でスクーターをレンタルしよう!
結論として、ボホール島でスクーターをレンタルして観光はおすすめです!
スクーターでの観光は自由で楽しいです。しかし自由がゆえにある程度の計画性がないとグダグダになるでしょう。
ですがボホール島は交通量も多くないですし、信号もほとんどなく、道もわかりやすいので初めての人でも運転できると思います。
ツアーよりも費用を抑えられるので、バックパッカーなど「すこしでも費用を抑えたい」という人にも向いています。
バックパッカーのような自由で憧れのスクーター観光で失敗しないように、本記事であげた良い点と悪い点を参考にしていただけたら幸いです。
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