2023年10月31日から11月7日まで、フィリピンに一人旅へ行ってきました。
フィリピンに限らず海外に行くときには「どんな持ち物を準備すればいいんだろう」と悩む人も多いと思います。
- 旅行に行く期間
- 行く場所
- 治安
- 男性と女性
- アレルギーなどの体質
など、人や場所などによって必要なものって違いますよね。
僕はいつもバックパッカースタイルで、バックパック一つで海外に行っています。宿泊するのも基本的には、外国人との相部屋のドリトミーです。
そこで本記事では、今回フィリピン旅に持っていたものを紹介してみたいと思います。
バックパッカーではない人やドリトミーなどに宿泊しない場合には、必要のないものもありますが、参考として最後まで読んでいただければ幸いです。
フィリピンに一人旅でかかった費用は、以下でまとめています。
Contents
持ち物1.メインのバックパック
今回のフィリピン旅には、いつものバックパックではなく、上記のリュックサックで行きました。
▼いつものバックパック(容量は45L)
フィリピン出発前に外務省海外安全ホームページを読みましたが、フィリピンでは
- スリ
- 置き引き
- ひったくり
などの軽犯罪が多いようです。
過去にフィリピンに行った人の記事をたくさん読みましたが、共通して基本的にリュックは「背中に背負わず、前に背負いましょう」と書いています。
▼前に背負うとこんな感じ
▼背中で背負うとこんな感じ
45Lのバックパックだと大きくて、前に背負うと大きくて不便であり、観光客感が丸出しで、スリなどのターゲットになるような気がしたので、小さめのリュック(容量は不明)にしました。
▼メイン収納部
▼フロントポケット
見た目の割には、意外と荷物が入ります。普段でも使えそうなくらいの大きさです。
持ち物2.街歩き用のセカンドバッグ
こちらは、メインのバックパックを宿泊先などに預けて、街で観光するときに使います。
フィリピンでは、スリなどの軽犯罪が多いと言われているので、日本のようにズボンのポケットにスマホ、財布などを入れるのは絶対にNGです。
荷物はすべてカバンの中に入れるので、セカンドバックが小さすぎると荷物が入らないし、大きすぎると、メインの中に入らないのでバランスが大事ですね。
カバンはショルダーバッグをたすきがけにして、必ずチャックがついているものを選びましょう!
持ち物3.パスポート、免許証など貴重品
パスポートがなければ話になりませんね。
パスポートには有効期限のほか、渡航先によって必要な「残存有効期間」があります。
フィリピン渡航の場合には、滞在日数にプラスで6カ月の残存有効期間が必須です。
そのほか、渡航先でレンタカーなどを運転する予定の人は「国外運転免許証」を取得しましょう。
僕は前回オーストラリアでレンタカーを借りて運転しました。今回のフィリピンではスクーターをレンタルする予定だったので、新たに取得をしてきました。
▼国際運転免許証の取得方法は、以下で解説しています。
▼ボホール島でのスクーターレンタルは、以下で解説しています。
国外運転免許証の取得時にも言われますが、日本の免許証も一緒に持って行きましょう。
持ち物4.財布、カード
高級な財布は、スリのターゲットになるのでやめたほうがいいでしょう。100円ショップで売ってる地味なコインケースで十分です。
一つは財布として、もう一つはセキュリティポーチのような感じで使っていました。
カードはクレジットカードを持っているなら、クレジットカードを持っていきましょう。
クレジットカードには、海外旅行保険が付帯しているので、海外旅行保険に加入する手間や費用がかかりません。
おすすめのクレジットカードは「楽天カード」ですね。
- 年会費が永年無料
- ポイント還元率が1%(100円につき1ポイント)
- 全国にカード、ポイントを利用できるお店が多い
- 新規入会&利用だけで5,000ポイントがもらえる
- 海外旅行保険が付帯
など、さまざまなメリットやお得がたくさんあります。
さらにクレジットカードがあれば海外でもお買いものができるし、急遽お金が必要になった場合に、現地のATMでキャッシングすることも可能です。
まだ楽天カードを持っていない人は、ぜひ作ってみてはどうでしょうか。
楽天カードに付帯している海外旅行保険は「利用付帯」です。
楽天カードの海外旅行保険については、クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険をご覧ください。
クレジットカードを持っていくのが嫌な人は「デビットカード」があればクレジットカードの代用も可能。
日本で事前に口座に入金しておけば、お買いものはもちろん、ATMで残高内の現金を現地通貨でおろせます。
ただし、日本国内のATMやお買いもので使うときの暗証番号と、デビットカードとして海外のATMやお買いもので使うときの暗証番号は違う可能性があります。
カード会社によっては同じかもしれませんが、楽天デビットカードは暗証番号が違います。
これを知らないと、口座に入金していっても海外のATMやお買いもので「暗証番号が違います」となり、お金もおろせないし、お買いものもできません。
なのでクレジットカードのほうがおすすめです!
持ち物5.海外Wi-Fiルーター(レンタル)
僕は毎回「グローバル Wi-Fi」でルーターをレンタルしています。
今回のフィリピン旅で感じたのは、海外Wi-Fiルーターは、海外SIMカードと違って「若干荷物になる」ということです。
しかし、デメリット的なものはそのくらいでした。
なので初めて海外に行く人などは、海外Wi-Fiルーターのレンタルがいいでしょう。
おすすめは、毎回僕もレンタルしている「グローバル Wi-Fi」です。
- 「SIMカードの入れ替え」が必要ない
- むずかしい設定が必要ない
- SSIDとパスワードを入れるだけで簡単ですぐに利用できる
- 最大5台まで同時接続が可能
- モバイルバッテリー、渡航先に応じた変換プラグが無料で付いてくる
などがあります。簡単に使えるのがとてもいいなぁと思っています。
当然ルーターの充電は気にしないといけませんが、意外と長持ちします。
レンタルと返却も利用する空港で簡単にできて、特に返却は「返却BOXに入れるだけ」です。
レンタルと返却も簡単で、SIMカードのようにむずがしい設定なども必要なく、簡単にすぐに利用できる「グローバル Wi-Fi」は以下からレンタルできます。
持ち物6.衣類、歯みがきセット
今回は衣類に関しては半袖半ズボン、下着などを2着ずつを圧縮袋に入れて行きました。
フィリピンは基本的に一年中暑い国です。今回僕はボホール島、セブ島、マニラに行きましたが、どこも昼間は30℃〜34℃あり、夜でも28℃くらいはありました。
なので半袖半ズボンで大丈夫です。
ただし、観光する場所によっては肌の露出を抑えないといけない可能性もあるので、薄い上着はあってもいいでしょう。
また、ショッピングモールなどエアコンが強い可能性もあります。
衣類に関して「えっ少なくない?」と思う人もいるでしょう。
僕の場合は、宿泊先のドリトミーで洗って干して交互に着るので、衣類は毎回2〜3着しか持っていきません。それに衣類が一番の荷物になりますので。
基本的にフィリピンではスリなどに狙われる可能性もあるので、オシャレをする必要はないと思います。
そのほか、シャワーを浴びたあとに使うタオルを2枚と、歯みがきセットも持ってきました。
歯みがき粉は「液体物」に分類されるので、飛行機に持ち込むには注意が必要です。
めちゃくちゃ小さいやつにするか、もしくは現地で購入してもいいでしょう。
持ち物7.洗濯ロープ、折りたたみハンガー
これはドリトミーで衣類を洗って干すために使います。これで持っていく衣類を減らすこともできるのでいいですよ。
部屋の中やベッドに簡単に取り外しができて、ドリトミーでの2段ベッドでは、カーテンがない場合は、洗濯ロープにタオルをぶら下げて、簡易的なカーテン(ブラインド)を作ることもあります。
▼今回宿泊したドリトミーには、ロープが張ってあったので、ハンガーで洗濯物を干しました。
持ち物8.南京錠、ダイヤルロック
南京錠やダイヤルロックは、リュックにつけることで、街中でのスリ対策になります。
そのほか、ドリトミーでは外国人との相部屋のため、防犯対策としても南京錠やダイヤルロックは必須。
そして、ドリトミーのセーフティーボックスには鍵がなかったり、鍵はあってもマスターキーでスタッフが自由に開けられる可能性があります。
なので「自分の鍵」が必須です。
▼こんな感じでダイヤルロックで施錠します。
ちなみに今回フィリピンで宿泊したドリトミーも、セーフティーボックスはあったけど鍵はなかったです。
またセーフティーボックス自体がない場合は、ワイヤーで荷物を柱や家具に括り付けて鍵をかけます。
なので宿泊先の予約をするときは「セーフティーボックスの有無」を必ず確認しましょう。
飛行機で荷物を預ける場合も、鍵をしていないと空港スタッフが荷物を漁るという事例もあるようです。
そのほか、カジノなども大きい荷物は持ち込み禁止で、預ける必要があるので、そういう場合も鍵が必須ですね!
持ち物9.ヘッドライト、LEDライト
こちらは普通の1人1部屋のホテルに宿泊するのであれば要らないでしょう。しかしドリトミーなどに泊まるなら必要です。
例えば夜遅くに帰宅したとき、同部屋の人はもう電気を消して寝ているかもしれません。(オーストラリアのドリトミーでは夜遅くに帰ったら真っ暗で、すでに寝ていました)
そういったときに電気をつけると起こしてしまうのでライトが必要です。
また早朝でまだ暗い時間に出発するときに、電気をつけて荷物のパッキングをすると、起こしてしまう可能性があります。
なので懐中電灯で照らしながらパッキングをします。
持ち物10.トイレットペーパー、ウェットティッシュ
フィリピンもそうですが東南アジアなどは、トイレにトイレットペーパーがないときがあります。
なので1ロール持っていきます。
トイレットペーパーはあっても、水圧が弱くてトイレットペーパーが流せないところもあり、ゴミ箱に捨てる場合があります。(ほとんどのトイレでトイレットペーパーが流せなかったです)
▼トイレットペーパーは芯のないものであれば潰すことで、かさばることもないです。
フィリピンの衛生面は、日本よりだいぶ行き届いていないのが現状なので、いろいろと気になる人は、ウェットティッシュもあればいいと思います。
持ち物11.マスク(3枚)
マスクに関しては持っていっても、持っていかなくてもどっちでもいいです。
ただ、ボホール島とセブ島はそこまで感じませんが、マニラは交通量が多すぎて、車の排気ガスがすごいです。
僕は普段そういうのまったく気にしない人なんですが、マニラに関しては「ちょっと空気が悪いかな」と感じて、すこしだけ気になりました。
あとマニラでボットン便所を利用する場面がありましたが、においがすごいかったです。
フィリピンの人でも、においがすごくて服の襟で鼻まで覆ってました。
持ち物12.サングラス
フィリピンは、日本と比べて日差しがかなり強いです。日差し対策として、サングラスはほぼ必須だと思います。
僕は日差し対策にプラスして、パッと見で日本人だと思われないようにサングラスをしました。
日差しが強いので「日焼けをしたくない人」や「日焼けを気にする人」は必ず「日焼け止め」の準備したほうがいいです。
日差しが強すぎて服を着ていても、直接肌に太陽光が当たっているような感覚になります。
日本では半袖の場合、袖より下の肘あたりから日焼けすると思いますが、フィリピンでは半袖を着ていたのに肩まで日焼けしました。
持ち物13.レインコート、折りたたみ傘
フィリピンでは時期にもよりますが、スコールがしょっちゅう発生します。
事前にフィリピンのPAGASA(フィリピンの気象庁)を定期的にチェックしていて、10月12日のプレスリリースで「ハバガットのシーズンは正式に終わりました」との発表がありました。
ハバガットとは、フィリピン各地で台風や大雨などを引き起こす季節風(モンスーン)です。
なので僕がフィリピンに行く「11月は大丈夫だろう」と思っていましたが、ボホール島とセブ島でスコールに見舞われました。
ちょうどスクーターに乗っているときに、スコールがきたのでレインコートを着てスクーターを運転。
ものすごい雨なので、スコールが降るとすぐに排水処理が追いつかなくなり、道が川のようになっていました。
持ち物14.ビデオカメラ
僕は日本でも海外でもビデオカメラを持っていき、旅の記録として動画を撮っています。
もちろん写真も大好きですが、どちらかと言えば写真より映像で記録を残したいです。
映像に残せば
- 街や観光地の雰囲気
- 人々の会話や様子、自然の音
- そのとき自分が感じていたこと
など、あとから思い出として見返したときに、写真よりも映像のほうが、鮮明に思い出せるからです。
そして日本に帰ってきてから、動画を編集して一本の動画にします。
まとめ:持ち物が多く感じるが、リュック一つに収まりました
目次の数だけ見ると14項目もあるので、荷物多くない?と感じるかもしれません。
ですが45Lのバックパックの半分程度に収まり、リュック一つで足りました。
パッキング後の重量は、日本出国のチェックイン時の計量で「6kg」でギリギリ。(LCCの機内持ち込み荷物の重量上限が7kg)
そのほか、シャンプーやボディソープは液体物になり、飛行機の持ち込みがめんどくさいし、荷物になるので持っていきません。
宿泊先にあればそれを使うか、なければ現地で買います。
また、フィリピンは虫が多いので、気になる人は虫除けスプレー、シートなども準備しましょう!
ネットを見ていると「蚊が多い」という情報がとても多いですが、たしかに蚊もいましたが、それ以上にハエの数がすごかったです。
僕は気にならない(気にしない)ので、虫除けスプレー、シートは使ってませんが特に問題はなかったです!
持ち物は、人によってかなり異なると思いますが、本記事がフィリピンおよび海外に行く人の参考になれば幸いです。
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